占いと休みます宣言

占いはずっと信じないタチだった。「結婚」とか「仕事」とか一般的なことしか語られないし、自分には関係のない領域だと思っていたのだけど、いま書いている脚本に「山羊座」が出てくることもあり、色々抱えている問題もあったので友だちに連れられて占ってもらったところ、なんだかカウンセリングとしてちょうどいいなあと思った。

占い、面白い。ただ、占われている、というよりも、表情とか、話す声、言葉遣い、仕草で、どんな人なのか言い当てられているように感じる。未来を詠むというよりも、観察家で、シャーロックホームズみたいだと思う。今、を知るのに良い。話しているうちに、自分が本当はなにを目指していたのか、忘れていた目標や、身体に無理をさせすぎていたな、とか、本当に細かく今の自分がどういう人間だったかを知れるような気がする。

自分の前職とも似ている気がする。仕事についてのことだけだったが、話をきいて、状況を判断して、どうすれば良いかを一緒に考えるような。対面の占いは医療機関ではないカウンセリング。うむ。

8月の頭から人間関係で少し大変な思いをしたのもあって、その問題がずるずると続き、正直かなり疲弊していた。ちょっとこれは良くないと思いTwitterで休む宣言をした。

休むぞ!と言い聞かせて暮らしていると、じつはやっていることは大して変わらないのだけど、かなり気が楽になった。自己肯定感も回復してきて、暗くなっていた視界が広がったみたいだ。本当はなにもしなくていいのに、今日はこれもやっちゃった!という、なぞのポジティブが身についている。今だけかもしれないけどね…。