不運と硝子と終わること

深夜まで脚本を書いたり、長いメールを書いたりしていて、他の仕事が完全におざなりになっていることに後になって気づいたりする。どうやら脳みそがとても疲れてるのに、同時に変にハイになっていて、ただしい優先順位を見極めることが出来なくなっている感じ。ご迷惑をおかけしております本当に

今日も今日とて、夕方までぐったりして、好きなダンサーさんとコーヒーを飲んで灯台とスプーンの人たちと会った後、マクドナルドで深夜四時ごろまで脚本を書いた。帰る頃にとつぜんの土砂降りにあい、びしょびしょで帰宅。そして、洗い物をしていたらまたもやお気に入りのグラスを割ってしまった。とても気に入っていた味わいのある六角の吹きガラスだったのだが、思いっきりやってしまった。

今まで不注意でガラスを割ることなんてなかったのに、今年になってコーヒーサーバーを割り、砂時計を割り(これは触らずに)、そしてグラスである。とても悲しい。しかしものなんていつか壊れる、むしろ壊れるものしか信じられないし、何にだっていつか終わりはやってくるのだとか言ったりして、しみじみとしながら乗り越えるしかない。きっともっといいグラスと出会える日が来るかもしれない。それに、ひとまずは今まで仕舞っていた貰い物のグラスを出す時が来た、と思おう。

夏の演劇WSの最終日に「終わりが来ることは悪いこと、悲しいこと」と言っていた子がいたけど、終わることで始まることもあるよ、ね。