いろいろな嗜好品と広告の話

ここ2日ほど、急に寒くなってしまい、うまく身体がついていかない。9月はあっという間に終わってしまったし、「山羊王子」も情報公開してしまったので、本当にエンジンを全開でやらなければならない。がんばります。

寒いのがとても苦手なくせに、そんな夜でもウイスキーをロックで飲んでしまう。最近あらたに飲んだのはラム(ウイスキーじゃないけど)のキャプテン・モルガンと、バーテンさんにおすすめされたスコッチのグレンモーレンジ(だったと思う)。ラムはどうしてもラムレーズンのイメージが強く、スイーツだなあと思った。さとうきびが原料だなんて知らなかった。スコッチは飲みなれたらもっと面白いんだろうな。メーカーズマークの味になれているから、なるほどそっちか〜という感じ。外で飲むと新たに知ることが多くて面白い。とはいえ弱いのは事実なので、家で飲む時は一杯しか飲まないよ。

ウイスキーと紅茶はマリファナ(語弊がある)的扱いで、コーヒーとはまたちょっと違う位置付けになってきている。もちろんコーヒーもすきだけど、どちらかというと思考を仕事に向かわせるため、マリファナではない(語弊があるってば)。

先日はじめてタバコを吸った。あんまりよく覚えていないが、火をつける・息を吸うことをこんなに意識する儀式もない気がする。なにか救いがあるのならいいかもと思ってやってみたのだけど、一本で2回ほどむせました。

そういえば「タバコは女性の自立の象徴」というアメリカの広告が「直接的なメリットを伝えず、かけはなれたイメージを関連づけるもの」として広告史ではじめて扱われたっていう話をしてくれたのは誰だったかしら。それでタバコがアメリカの女性に普及したっていう話。

なんていうか、もし自分が大きな広告会社の人間だったら、少なからず全能感を持ってしまうんだろうな、と思う。イメージづけによって人の考えを操る神になってしまう人間もいる。それは、「世界を変える」っていうかっこいい言葉にすりかえることもできるんだけど、良し悪しだなあ。しかし「イメージづけ」をするのは広告に限ったことじゃない。演劇だって、デザインだってそうだったと気づく。まあ、まったくスケールのちがうお話ですが。酔っているので今日はここまで。