ときめきアウトリーチ

朝7時から打ち合わせをし、お客さんのところへ訪問したあとで、小学校のアウトリーチを見学させていただいたり(シンプルで無理がなく、しかしとても考えられて用意された時間で、ときめきがとまらなかった)、養成講座に参加したりと、演劇ざんまいな一日だった。有門さんのアウトリーチ講座はとても腑に落ち、不安がほぐされるような言葉をいただいて、これから、があるのかはまだわからないけれど、関わりたいと思えるアーティストになれるように、色々考えて、作りつづけていこうと思った。

「私ががんばる」ではないことも、今年の夏のWSで感じていたことだったので、言語化されてとてもありがたく、自分の感覚にフィットしているなと思った。もちろんひっぱらないといけないシーンもあるし、どうしても緊張はしてしまうんだけど、できるだけ肩の力を抜いて、目の前にいるひとの声にみみをすまし、その場限りの状況にこたえるような、いい時間やいい関係性をつくることができたらいいなと想像する。セットリストはあるけれど、その通りにいかない可能性もあるライブなんだなと。つまりそれこそが演劇なんだった、と。まだまだな部分も多いけれど、子どもたちと一緒の時間を過ごすことで、私はとても創作への刺激や、気づきがおおいので、できればこれからもまなび続けられたらいいなと思う。

そのあとマヌコーヒーでおがもとお茶をして、これまでの総まとめのようなふりかえりを行なった。トリプルアクセルラテというクリームがたっぷり入ったコーヒーを飲んだ(いつかウインナーコーヒーが大好きだという記事をここで書いた記憶がある)。なんというか、なんでも、かんたんに見抜かれてしまうから、いろんなことをごまかさずに、しょうじきに生きていくしかないなと思った。