一年前にはなかったこと

一年前には見えていなかった景色を見ているなあと感じる。えんげきや、それにまつわることで色々とできることも増えてきつつ、まだまだなところもあるけれど、確実に去年はなかったものがいつの間にか手の中に握られている感じ。記録って大事だ。ときに恥ずかしくて辛いこともあるけど。あるひとの、去年のブログを読んでいてそう思った。一年前と、一年後は、確実に進んでいて、去年やったことは決して無駄じゃなかったんだなって。そういうものをいくつもいくつも積み重ねて、行けるところまで行ってみたいよね。派手に動けるタイプではないから、じわじわっとになってしまうけども。

もこさんが仲間になった。今日、その情報をアップしていて、それも繋げてすこし感慨深くなっているのかもしれないね。去年色々悩みながら、団員募集のアクセルを踏んで、ちょっと荒っぽいスケジューリングだったけど公演も無事にできて、よかったよねって言ってくれるひとがいて。やっぱりえんげきをつづけることは簡単じゃないし、何も思いつかなくてからっぽで、わたしに価値なんてあるもんかって思ったりする時期ももちろんあるけど、新しい作品は無事に生まれたし、子どもたちと演劇のWSもやったし、そこで感じた幸せな記憶は決して消えていない。思い出すだけでなんか、いい。脚本を書いた結婚式の演出がうまくいって、新郎新婦さんからメッセージが届いたり、実際の映像を見るだけでも、ああまだ自分にできることはあるんだなと思う。デザインの仕事も。宝石は、いつのまにか手の中に入っているなあ。

そうやって自分を盛り上げて、また仕事をしていく。ゴールデンウィークに旅行に行ける人がうらやましくもあり。