10年後も笑ってお茶を飲もう

自分の周りにいるひとたちが、とても大人になっていく感覚というか、それはおい何様だよと思われても仕方がないのだが、学生の頃から小さな変化を積み重ねて今あのころとは全く違う選択をしている感覚に出会うことが最近増えている。あの頃のあの人、という認識でいたら、その人はずっと成長していて、こちらが不安に思っていたことが全て払拭されていた、ということがありうる。時が経つのは悪いことばかりではない。別々のところ […]

書くべきを書かずして

テキストが全然書けていないのにやる気が出ずこちらでブーストをかけるつもりでやってきた。珈琲は淹れた。デザインの仕事もひとまず(今日の分は)済ませた。あとは明日の朝から必要なテキスト。そして録音。できるだろうか。不安すぎる、本当にできるんだろうか。と、追い詰めたって仕方がないので生活を振り返るようなことを書いてみよう久々に。 今年はたくさん本を買っている。100冊以上読むという目標を立てていたっぽい […]

やさしくないのがやさしさ

だれもが加害者である可能性を、意図せずともいつでも加害者になることができるということは、すでに東京事変が歌っているので、自分にとっては当たり前の感覚なのだが、当たり前ではない人がいることをあらためて思い返す必要のある一週間だった。私は気づけるから大丈夫みたいな安心をしたいわけではなく、生きていると本当に思わぬところに認知の歪みが転がっており、気づかないうちに自分の首を絞めているかもしれない、という […]

旅をして気づいたこと

この夏、アーティストとつくるで子どもたちと演劇を作り、天川村に行って、利賀村に行って、そして今まさに実施か中止かに揺れている企画のなかでずっと考えていた、自分の創作の根幹についての考察のつづき。まだまだ途中だと思うけど、速報的に今いちばん熱く感じていること。 利賀に行って「話には聞いていたこと」を実際に体験したことで、ずっと考えていたことに対する整理を再度できたというか、つくるぞみたいな情熱が自分 […]

ごはんで不幸になりたくない

メインに何を食べるか次第ではあるが、ご飯を炊いておけば夕食の用意があっという間に、本当にものの10分ほどでできてしまうことがある。基本的に土井善晴先生のおかげであるが、やはり大きいのは冷凍野菜の頼もしさだろう。会社にもお味噌汁製造機関をつくったことだし、食事の用意で不幸にならないことを目指す上でこの冷凍野菜使用スキルは大切なことだと思う。 なぜこんなに「簡単なご飯」というものに固執しているかという […]

過干渉と怒り

灯台ごと。昨日は劇団の会議しました、戯曲を書き直したい欲望について、書く欲望について、演技をする演劇をするってなんなのだろうという話。私は仲良い人に干渉しがちな悪いところがあり、その「社会に対する過干渉」が書きものの原動力なのではとか。干渉の源は不誠実への怒りなのではないかとか。 子ども時代の母親との関係のなかで、コミュニケーションでシャッターを閉めない、逃げられないという10代からの訓練が自分の […]

気をとりなおす、気合を入れる

「気をとりなおす」というのが結構好きだ。めちゃめちゃに追い詰められてしまっても、眠って朝がくれば一旦「気をとりなおせる」。最近は自分の抱えている案件数を数えないようにしていて、なぜならそんなことをしても目が回るだけで、そういう状態で2年が過ぎようとしており慣れてしまった。数えなければ生活が死ぬ、という暮らしではなくなったことも理由の一つになっている。どれもひとしくきちんとやる。損をする仕事も、得を […]

2021夏、半径2メートルの生活

かんたんな頭の整理は紙かiPadに書いた方がはやいしキーボードは滑るしでまたブログをかかなくなっていた。この数日はやっとこころ落ち着いて、静かに暮らせていてとてもよい。かおりさんに『ペスト』を借りたので、カミュ週間となぞらえて読みすすめておこうみたいな気持ちで過ごしている。まだまだはじまりなので人がわからずすぐ眠くなるけど、眠くなれるので寝る前に読むと良い、なんていいつつ昨日はカーペットの上で寝ち […]

ピザ待ちdiary

好きな人間と飲みに行き、ほどほどに酔っ払いつつ意味不明な言葉を交わしながら歩いた、酒に弱すぎるためすぐに楽しくなれてしまう、ほとんど飲む必要はないと思うけどときどきこういう日があるのは素敵だなと思う。今週が過ぎればまた8月に向けてハードモードになっていくことが見えてるんだけど、がんばろう。ふちのチーズがかりかりのピザがおいしかったです。 ルックバックという作品を読んで、すぐにDon’t […]

頭の整理と要素の陳列

「人を見捨てるということに自分は躊躇しない」と明言する強さを持った人間と一緒に仕事をしているので、ぐずぐずしているとなにやっていると言われる。思いやりがないとかサイコパスであるとかその人に対して悪口を言うこともある、が、同時にその人からもらえるそれはすごく自分にとっては大切な一言で、一種の「こういうものだから」という切り捨て、そこに至るまでにどんな思考があろうとも、決断して実行して不器用ながらも先 […]