書くことと訊くことと

今日は実家でこもって作業をした。さいきん脚本を書く、ということで頼まれることが増えており、とっても嬉しい反面、これまでの作り方ではまわらなくなるのではという不安が少しある。もうつぎの作品で何をやりたいかくらいの材料集めもしておく必要があるし、反射神経というのか、筋肉というのか、もっともっと鍛えなければならないなと自覚する2018年秋。

5月あたりからとくに自分の声をきく、というのか、何が喜びで、どういう欲があって、どうなりたいんだろうかということをさがしてきたような気がしていて、色々変えたこともある。8月からブログを書き出したのも、発信したいという欲求よりは、こうやって打ち込んでいくことで何を考えているのか自分が知るために、内側をみるための役割も果たしている。自分の深いところに触れなおし、素直に欲を欲と認める作業をしたおかげで、今は割と色々なことに迷いが減っていると思う。

変化していく必要はあるので、自分の内側に耳をすますような作業は時々とても大切だなと思う。それが自分の力だけでは不可能なところは、外にヒアリングを求めたり(占いに行ったみたいに)誰かにカウンセリングしてもらうのもありだなとわかったのは、ひとつ生きやすくなる方法を手に入れたな〜。また、ここ数ヶ月で、転職や資格取得などについて数名の友人から相談をされていて(働かないとほぼ無職の私に聞くべきでもないとも思うけど)これもあるいみで、自分の声をきくための大事な時間だった。相談に乗る形でいつのまにかこっちがどう感じているか気づく。

転職とか恋愛とか、とっても高度で大変な悩みだ。だって人間も根本は食欲とか睡眠欲とか性欲とか、そういうレベルで生きているわけだから。そうだったわれわれは動物なのだった。でも、逆をいえば根本はそこなので、フレンズたちにはどうかできるだけそういったところが満たされた状態で、不安はすくなめに、おだやかに生きていてほしいなんて勝手に思う。こんなことを書いている夜、お腹がすいてきちゃったな……。