右往左往⌘卍卍卍

生き恥、という言葉があるが、恥があるから生きていける部分も大きくあり、恥ずかしいことして生きていくしかないよねえと今日は思ったので書いておく。ちょっと、昨日は落ち込んでくよくよしていたのだが、いやいや、そもそも、くよくよする段にじぶんはいないぞ!と、気づく。だって、才能なんてないのに、続けていたから少しひっかかってるだけだし。それも、少しでしかないし!やってまわすしかないじゃないの、なんだってさあ […]

不確かなものの触り方

不確かなものに対して依存する系(あるいは妄想系)の作品の取り扱いについては、これからも取り扱っていきたい気持ちがまだまだあるゆえに、本当に幼稚にならないようにせねばならぬなと、急に言葉が出てきたので書いてみる。たとえば、幽霊。わたしはゴースト大好きだし、「その妄想があるからいきていける」という人が比較的多い幼少期を過ごしたので、フィクションをみる醍醐味のひとつだと考える。幽霊、信仰、妖怪、物語の中 […]

トワイエさんと大きな樹

先週は少し気が弱っていて、もはや余生は森の中でひっそり暮らしながらトーマス・マンの魔の山を一気に読みきるくらいの時間の使い方をしてゆくゆくは児童文学作家にでもなろうかなみたいな気持ちでいたし、「こそあどの森シリーズ」のトワイエさんという作家のことを、そして彼の言葉を思い出し、わたしは「この人」になろうと思って生きてきたんじゃないかとまで思えたし(大袈裟)、トワイエさんみたいな木の上の家に本気で憧れ […]

記号と欲望とポリコレ

人にとって、なにが「うかつ」で「考えられていない」かは、本当に人によって異なる。逆に、なにに感動し、「良い」とし、「考えられている」かも、その人によって異なる。私と他者はちがうので、私がゆずれないぶぶんはより研ぎ澄ましていくしかないのだけど、例えばお金持ちの人のいるシーンでハーマンミラーのラウンジチェアを使うとか、カチカチの新しいコルビジェのLC2ソファーを使うとか、そういう「知ってる人には伝わる […]

電動コーヒーミルの存在感

仕事が本当におわらない時空に来てしまったようだ。永遠に終わらない。フォーエバー終わらない。この感覚でいるから多分辛いのだと思うけど…なにか幸せな気持ちになれることがしたい。最近の楽しみは徒歩10分圏内のところにある推しの店で朝食や昼食を食べることになっている。前は、ケーキを食べれば救われるような気持ちになっていたが、先日ケーキデフレを味わってから(Twitter参照)いまどきはケーキを食べても報わ […]

あめふりヶ丘夜想曲

熊本の雨が心配だ。と思いながら、あめふりヶ丘夜想曲なんて戯曲のタイトルになりそうだなと思ったりする。 「丘の上に降った雨はいつも下に流れていく。それは私の大事な人の家かも知れない。丘の上に住む私は想うことしかできない。」 不謹慎だと想う。でも、もし、これを不謹慎だと脅迫されてしまったらもう創作なんてできない。なぜって災害を目の前に私はいつもなにもできない。想う、ことしかできない。たいてい夜。そんな […]