灯台下暮らし生活

情報公開がこんなにうれしく、こんなに緊張するものだったか、と、今日はいちにちとても不思議な感覚で過ごした。なにせとても久しぶりの情報公開だったから、そしてこの企画も一度は中止の可能性を相談していたものだったから、胸を撫で下ろすどころのさわぎではない。胸を撫で下ろす、と騒ぎ、は食べ合わせがおかしいな…と、また余計なことを考える。とにかく、書いてzoomでひっそり読み稽古を続けていた作品が、本当に上演されることになりました。うれしい。灯台とスプーンの本番としても、昨年のDENGEKI「夏休み夢日記」ぶりになる。そろそろ一年経つね。とにかく、ぜんぜん福岡ではやってない状態が続いているから、早く福岡で本公演やりたい…。それもまた、できるだけ、近いうちに。

去年はうまく企画をすすめられないもどかしさから一人で戦っているような気持ちになることが多かったが、今年はそうじゃない。劇団としてみんなで上演ができることや、みんなで本当にするかしないか決めることとか、そういうしんどい過程を超えて、zoomでたくさん本読み会もして、劇団があるから作品を作れるような気持ちになっている。演劇は一人でつくるものじゃないよね。灯台の者たちとはたくさん、たくさん話をして、感謝ばかりです。本当に…。仲間も増えて、どうなるかわからないような時代だけどやっと少し希望をみた気持ちがある。最後まで気は抜けないけど。このブログも、灯台下暗しと名付けたが、いまはとても灯台下暮らし感がある。灯台守たちと暮らしていきたい。わたし。