2021夏、半径2メートルの生活

かんたんな頭の整理は紙かiPadに書いた方がはやいしキーボードは滑るしでまたブログをかかなくなっていた。この数日はやっとこころ落ち着いて、静かに暮らせていてとてもよい。かおりさんに『ペスト』を借りたので、カミュ週間となぞらえて読みすすめておこうみたいな気持ちで過ごしている。まだまだはじまりなので人がわからずすぐ眠くなるけど、眠くなれるので寝る前に読むと良い、なんていいつつ昨日はカーペットの上で寝ちゃってた。意外と寝れちゃうんだな。

最近やって良かったことは冷凍庫を整理したことだ、冷凍野菜大好き人間として在庫をもっていたい気持ちと、うまく使いきれずに悲しくなる気持ちを行ったり来たりしていたが、結局ひつようなのはブロッコリーとアスパラあたりである、ということに気づき、つまりそれ以外の食料って本当にわずかでいいということに気づいた。とてもすこやかな感じがする。逆に、いままで一人暮らしにしては、買いすぎ、溜め込みすぎていたんだなと気付かされる。まだまだ捨てるものがあるな。隙間のある冷凍庫は最高。

なんとしても、どこかしら、隙間をつくる必要があるなと思う。そう、積読の多さも(本には賞味期限がないので最高)解消していきたい。生活はつづく。

ごはんをつくるのは楽しい。ごはんがうまく作れない時は調子の悪いサインだ。食材を組み合わせる選択ができない。気乗りしない。食べたくない。これは全部調子悪いときのサインだととって良い。やろうとおもえば、たった10分でもそこそこうまいものを作れるというのに。それを面倒がるというのはかなり、落ちている。そしてそうなる頻度はまだまだ高い。これもまた時間と心に隙間が必要だ。隙間は埋まらなくていい。自分のクリエイティビティで満たせる場所を持っておくほうがいい。

もう物はいらない、と宣言していながら、ハッピームーミンデー2021のマグカップを買ってしまった。翌朝には売り切れていた。あきれるとともにハッピーとしか言いようがない。先月はritsukokaritaさんの最高な服を(着る機会なんて限られているのに/夏はユニクロのTシャツワンピで十分なのに)買ってしまったりとふたたびやらかしてる。でも、つくる、の最終日に去年買ったritsukokaritaのプリーツスカートを履いて行ったらおしゃれ番長・マッスィーはじめ何人かがほめてくれたので、嬉しかった。欲しいものなんてなかなか出くわさないので、出くわしたらそりゃ買いたいよねと言い聞かせ…それ以外は粛々と自炊して生きてるので、許される範囲だと…願いたい。仕方ないのでふるさと納税でもチェックするかな(それでプラマイゼロにはならないよ…)。

年の前半の猛烈さから、夏、今だけかもしれないが、ちょっと余裕が出てきてうれしいのだ。ペストを読み終わる頃にはひとつ戯曲ができているとなおいいけど。オリンピック?ひとつも見てないよ。