映像のための台本を初めて書いてる話

いま、プロットを出してそこから映像のための脚本を書いている途中で、昨日はやっと第一稿を提出した。どういうわけかまったく普段書いていないようなものを書くことになってしまい、じぶんでもびっくりしてる。でも道場だとおもっていろいろやってみるしかない。とにかくまずはちゃんと納品することに向かっている。

プロットを作ったあと、その通りにシーンを埋められたことが自分でもちょっと意外で、ホッとしている。演劇だったらいつも抽象舞台だからもっといろんな可能性が発生するんだけど、映像はそういうわけには行かないし「場所」「時間」ありきの脚本なんだなということがなんとなくわかった。あと極端にイメージや年齢がはなれた役を俳優さんにさせるのはとても難しい。から、ハマるひとから書いていく。まあ宛て書きだから、イメージ通りにはなる。

物語としても一応ちゃんと成立しているんだけど、どうしても想定内の感じがしていてむずかしい。もちろん映像だから物理を超えられないのはわかっているし、想定外なことをしようとしたらとにかくお金がめちゃめちゃかかるよね〜ということだけはわかる。映像の脚本のひとたちは、カメラがどんな風に絵をとるのか、とかいったこともしっかり考えてるんだろうか。要求には多分こたえているんだけど、作品として面白いものになるかというと、まだちょっと自信がない。