山羊王子稽古、全て満月のせい

2月の公演に向けてぞくぞく稽古が続いている。あたらしい解釈や、こまかな演出をみんなで発見して、それいいねを増やしている感じ。12月に公演したくろやぎチームもかなりいろいろなシーンで変わりそうな予感。そして、あらたなしろやぎチームは、くろやぎとかなり違う方向でアプローチしているので、おなじ脚本なのに全然違うひとたち、という印象を抱けるのでは無いかなと思う。そして、それぞれにいいところがあって、違った見どころがある。世界にはいろいろな家族があって、その一例、という感じで、できればほんとは、どちらも見てほしいなあ。

稽古は遅い時は大体22時半くらいまであるので、とてもおなかがすく。せんじつは、ちょっとおなか空いたなと買い物に出て、おにぎりがあるのにさらにサンドイッチ、ガム(しかもなぜかボトル買い)という謎のチョイスをしてしまった。スーパームーンの日だったので、みんなやたらテンションがおかしく、わたしも少しおかしい感じで、ことごとく「全て満月のせい」と言って片付けていた。

そんな奇行をしてしまうのは、リラックスしているからだとは思う。12月を超えて、同じ演目をまだまだ作り続けるというのはなかなかの不安もあったけど、今はとても面白い。信頼しきっているし、ただしく質を高めていきたいという気持ちがみんなあって、たのしい。本番まで一月になってしまったから、より盛り上げていきたいなあ。12月観てくれた方も、ぜひきてほしいなあ、、増えたシーンもあるし、より濃くなっていると思うので、違いを見てほしい。