おいしいお弁当づくり

今日の稽古は自宅でおこなったのだけど、もともと別の仕事が入ってしまっていたため鍵を渡して部屋を貸し、私は夜だけ参加するスタイルでいこうという話になっていた。それで出かけていたのだが、なんと仕事が流れてしまったため昼間からしっかり稽古に参加して、あっという間に4時間が経過していた。とくに2時間くらい一気に時間が進んでしまった気がして、おもいがけず過集中モードになっており、役者二人はきっとつかれていただろうなと少し反省。でも本当に15分くらいだと思ってたんだけど。あぶねえ。

少ない稽古時間の中で、何を重視するかを考えた時、今回は小品なので受け入れやすさも大事だと思っている。長編がフルコースだとしたら、短編はお弁当。答えはすぐ手に届くところにあるほうがいいし、一目でどんな作品なのかわかった方がいい。おどろきはひとつだけ。みたいなかんじで、あんまり奇を衒わずにまずじぶんたちらしいものをつくっていると思う。なかなかたのしくやっているとおもう。

そういえばちょっとまえにサイゼリヤの正解を決める飲み会というのに参加して、サイゼリヤのメニューを1,000円以内でプレゼンする、という半ばゴチバトルのようなあそびをした。そのなかで「つまりこれってどう場を演出するかだよね」みたいな言葉がでてきて、確かに選んだものから性格が出たような気がしたし、なんだかめちゃめちゃいい日だったな。ふだんあんまり食べないものを頼んだのでたぶん正解のラインナップではなかったとおもうけど、おいしかったしたのしかった。またいきたい。