観劇で破産するかもしれない

先月から大きなお買い物が続いていて、来月以降も続く予定のため、相変わらずひやひやしている。まあそこまで大げさに心配する必要はないはずなのだけど、貯金がごっそり減るんじゃないかという恐怖はこの数ヶ月じわじわと味わっていて。こういう場合だいたい半年ぐらい経ってみると意外と大丈夫だったな〜とか言ってるんだけど、こればかりは本当に半年経たないとわからないのでしっかり恐怖してる。(去年、年金2年全納してて本 […]

アオハルフラッグのこと

はためく、という言葉が好きで、どこが好きかというと、旗とか布とかがパタパタしてる様子のためだけに「はためく」という言葉があるというところから好きだなと思う。 劇団を「旗揚げする」とか「旗揚げ公演」という言葉は、正直そんなにしっくりきたことがない。一回公演をするということに対して、わざわざ「旗を揚げる」ほど大きなことをしていない印象があるからかもしれない(いや、とっても大きいことなんだけど)。自分 […]

『劇的世界論』に絶大なる絶望

1984年に書かれた本『劇的世界論』(工藤隆・著)を読んだら、今えんげきや世の中のことで議論したり悩んでいること、社会的な問題・状態が「現代のこと」として完全に書かれていてショックをうける。だって、書かれたの35年前だよ。地下鉄サリン事件が95年だから、それからさらに11年も前。 何も変わっていないし、これからも変わらない、むしろ酷くなってる部分もある。人間が歴史をいくら覚えたってゼロを繰り返すだ […]

アウトプットのマンネリズム

男はつらいよが好きだということは結構いってるんだけど、何が好きかというと「気持ちいいシーン繰り返す」ところにあると思う。「待ってました!」だ。この繰り返しの妙味は、セーラムーンの変身やウテナの決闘場へ向かうバンク(アニメのバンクシステム、シーンの使い回し)にも言えることで、本当にすぐれたものは何度見てもいい。逆に言えば、繰り返しが通用しないものを繰り返している作品は飽きてしまうし、拒絶反応が出てし […]

まぶしくてたまらない

去年まであまり多くなかった演劇をやっているひとたちとだんだん交流をするようになってきて、あの人も今公演期間、この人も公演期間、で、で、という、好きな人がみんな何かを作っているモードにある。これは、すごく嬉しいと同時に、焦りの原因にもなっているなと思う。いろんな創作があって、いろんなアプローチ、目指すもの、出るひとたち、それぞれ違っているし、自分が作るものはそのどれでもないともわかっているんだから、 […]

一段ずつ進んでいくこと

階段を飛ばして進みたいことがしばしばある。それはたとえ話で、飛ばしたいのはいろんな作業だったり、作るものだったり、やりとりだったり。日常で作る料理だったら、自分しか食べないものなので「何か」飛ばしてしまっても別にいい。しかしこれがお客さんがいる演劇の場合は、あまりに飛ばしすぎるとお客さんを置いていくことにつながる。結果、「よくわかんなかった」と思われたり、こちらが意図する効果に気づいてもらえないま […]

一年前にはなかったこと

一年前には見えていなかった景色を見ているなあと感じる。えんげきや、それにまつわることで色々とできることも増えてきつつ、まだまだなところもあるけれど、確実に去年はなかったものがいつの間にか手の中に握られている感じ。記録って大事だ。ときに恥ずかしくて辛いこともあるけど。あるひとの、去年のブログを読んでいてそう思った。一年前と、一年後は、確実に進んでいて、去年やったことは決して無駄じゃなかったんだなって […]

衝動的な人生、衝動的なコーヒー

かんぜんなる理性をもちあわせている人なんていないな、ということを28歳になってしっかりと理解してきたので、衝動的な行動をまのあたりにしてもそれをきっかけで相手を嫌いになったり、そのことだけで罪を着せる気持ちにはならなくなってきた。衝動によって自分がやってしまったことや、人にされたことは消えはしないけど。むねがときめいたりざわめいたりするのを止められないように、内なる衝動をコントロールできなくなった […]

台本の改定とモーターサイクル初日

この一週間ほど上演済みの台本を改定する作業をしていた。ベースの設定以外ほとんど書き換えることになってしまい、新たな設定がもりもり追加され、登場人物まで増え、とんでもないことに着手してしまったと書き始めてから気づいた。劇団の会議で読んでもらって意見を交換したおかげで、何がやりたいか、何が大事か、どう伝えるべきかがまとまってきて、その作品に対してこれまでずっともやついていた部分がほどけてきた気がする。 […]

すこし多忙から抜け出せた

久々のブログになってしまった。2月の末から猛烈に忙しく、心をほんとの意味でなくしてしまうんじゃないかと言うレベルでやられてしまっていた。 半年ほど前にサプライズの台本を書く仕事を始めて、同時進行でデザインをしているのだが、案件数的に台本が数が多くなっており、デザインの時間が癒しのように感じる。もっとデザインさせてほしい。去年の春~夏ごろは全くデザイン無理だなどとのたまっていたのにこの変化。何が起こ […]